まもなく、飛び鉄がまいります。

マイラー活動や飛行機、鉄道について自由気ままに書いています。

三江線のおもひで

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ぼちぼち乗りつぶしの話でも書いていこうと思います。
マイラー界隈ではソラチカルートが3月いっぱいで終了することが話題になっています。今回焦点をあてるのは同じく3月いっぱいで役目を終えるとあるローカル線です。

今回紹介するのは三江線

今回紹介するのは、島根県江津市広島県三次市を結ぶ「三江線」です。全線開通は1975年で、今年の3月いっぱいで廃止となります。(廃止日は4月1日)
廃止が近づきメディアで取り上げられることも多くなったので、聞いたことある方も多いのではないでしょうか。
乗りつぶしで2回訪問していますので、紹介したいと思います。

1回目(2012/3)三次→江津

1回目は春(3月)に訪問しました。
このときはまだ廃止の話は具体的に出ていない頃です。

三次駅から

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初回は三次駅からスタートしました。三次は中国地方の中心部にあり、三次駅も三江線のほか、芸備線福塩線の列車が乗り入れています。
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最初は17時の浜原行きに乗り、浜原で乗り換えました。

川を見ながら

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三江線は主に江の川に沿って走っており、川を見ながら乗ることになります。

浜原駅に到着

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1時間半ほど乗り、浜原駅に到着。駅前には全通を記念した石碑があります。
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30分の待ち合わせで江津行きに乗り換えます。列車は跨線橋を渡った反対側のホームに停まっていました。
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夜の便というのもありますが、今のフィーバーが嘘のようにガラガラでした。
19時過ぎの出発ですが、江津方面の最終列車となります。

石見川本駅

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途中の石見川本駅で30分停車時間があり、降りてみました。
駅以外真っ暗でしたが・・・(笑

江津駅到着

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浜原駅から2時間で終点の江津駅です。
こちらも駅以外は真っ暗。
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駅に貼ってあった時刻表。1日5本。本数が少ない上に乗車時間が長いので、予定を組むのが難しい路線でした。

2回目(2016/3)江津→三次

始発でGO!

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2回目は前回の逆で江津から三次です。出来て間もない駅近くのスーパーホテルに前泊し、1回目の写真にあった時刻表の一番上、6時すぎの始発列車に乗車しました。
この頃になると廃止の噂が立っており、私以外にも数人乗っていました。
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この日は雨こそ降らなかったものの生憎の天気。また前日夜に強風が吹き荒れ、この列車は始発列車なので線路状態確認の為に途中まで保線の方が添乗していました。

宇都井駅

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三江線の中でも特に有名な宇都井駅です。地上20mの高さにあり高さとしては日本一です。2枚目の写真はぶれてしまっていますが、高低差がわかるかと思います。

三次に到着

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江津から3時間弱で三次に到着です。今回は直通便でしたので、ほとんど写真が撮れませんでした。

最後に

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あと2ヵ月半ほどで廃止になりますが、2回目の時には廃止の噂が出ており、乗り納めと位置づけて乗車したので悔いはありません。
歴史上、最初から最後までローカル線ということになりますが、やはりなくなるのはさびしいものです。
三江線以外にも同様に厳しい状況に置かれている路線は多くあり、三江線廃止後もローカル線廃止の流れは加速していくのではないかと思います。
記事を読んで、こんなローカル線があったと少しでも知ってもらえれば幸いです。